ピアノが大好き!」だからこそ伝えたい、YouTube独学の意外な落とし穴

YouTubeを見て、独学でピアノを弾き始める。その熱意や「大好き」という気持ちは本当に素晴らしいものです。でも、指導者の視点から見ると、少し「もったいないな」と感じることがあります。

■子どもの場合:その「好き」を一生ものにするために

音符が読めなくても、画面の鍵盤を見て一生懸命に手を動かす。その熱心さには感動します。しかし、画面に映るのはどうしても手元だけ。腕の角度や身体の重心が不自然なまま練習を繰り返すと、変な癖がついてしまい、上達を妨げる原因になります。

せっかく興味を持ったのなら、最初の基礎部分だけでもプロに習っておくことをおすすめします。正しいフォームさえ身につけば、ある程度進歩した後は、また自分だけの力で自由に弾いていくことができるからです。

■大人の場合:身体への負担というリスク

大人の方でも、画面からは見えない「身体の使い方」に苦労されているケースを見かけます。

先日も、独学で練習されている方で、身体が不自然に曲がってしまっている方がいらっしゃいました。画面越しでは自分の姿勢のゆがみに気づきにくく、そのまま練習を続けると腰や肩、手首に大きな負担をかけてしまいます。

「手軽に始められる」のがYouTubeの良いところですが、自分固有の癖をフィードバックしてもらうことは独学では難しいものです。

■まとめ

長く、自由に、そして怪我なくピアノを楽しむために。

最初こそ、身体への負担を減らすフォームを癖づける「近道」を選んでみませんか?基礎という土台があれば、あなたのピアノライフはもっと豊かになります。